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人間力を育てる人材育成とは・・・

サービス業は、人間力が命です。魅力ある設備や商品があっても、サービスを提供する側のスタッフの人間力が乏しいばかりに、クレームが生じるばかりでなく、再来店の見込み客様を失っている可能性が大きいものです。スタッフの方々の人間力が顧客を生み出し、再来店されるお客様を増大させ、経営を安定させていく。気配り、心配りができ、お客様とパーソナルな関係が築けるような人間力が育てば、必ずやそれは可能になります。

また、部下を束ねられるリーダーには、必ずそれだけの人間力が備わっています。人間力というものは、1日の研修で身につくものではなく、新人の頃からリーダーに相応しい人間的魅力を積み重ねていく事で形成されます。店長や支配人の人間的魅力が乏しいあまりに、スタッフが辞めていく、優秀な店長が足りないというお話は、サービス業界ではよくある課題です
では、その課題をどのようにクリアしていくのか。


まず、人間を育てるという事は、人格を育てるという事です。人格は、習慣で出来ている為、習慣を変えなければ、人格は変わりません。好ましい行動習慣、思考習慣とは何かを明確に定義し、その定義に基づいて、一つ一つ習慣化させていかなければなりません。

とかく人材育成研修と言えば、マナー研修にはじまり、スキルを身につける研修、知識を身につける研修が中心で、それを使いこなす人間側の育成が出来ていない事が多いものです。

 

サービス業は、スタッフ個々人の人間力が売上や利益、そして、リーダー層の人間力が従業員の方々の離職率に大きく影響致します。特に女性のケースにおいては、社内の人間関係が離職理由の40%を超えています。

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具体的に、人間力とは何なのか?

人間力を身につけるのが大事なのは、分かるが、その具体的な中身は、何なのか?と疑問に思われる方もいらっしゃる事でしょう。

弊社では、

①礼節

②奉仕の精神

③信頼される人柄

④他者支援力

⑤自己管理能力

⑥人を導く力 

6つに分類しその中身も詳細に決められております。

例えば、感謝、気配り、素直さ、謙虚さという基本的な習慣から、聴く力、励ます力、思いやりの実践の習慣化、そしてマネージャー層に至っては、感情のマネジメント、性格タイプ別コミュニケーションなど、基本的な人間力を身につけた上で高度なスキルも身につけて頂くプログラムをご用意しております。それらのものを総合して、弊社では人間力と呼んでおり、上記6つのタスクを習慣化すれば、自然と人がついてくるだけの魅力ある人間力を養える内容となっております。単にスキルを学ぶ研修ではなく、人間そのものを育てる習慣化マネジメントプログラムをご用意しております。

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人間力が育つ

人事制度構築コンサルティング

ビジネススキルにおける理論を提唱した、ハーバード大学のロバート・カッツ教授は、仕事の能力は、テクニカルスキル(業務能力)、ヒューマンスキル(人間力)、コンセプチャルスキル(課題解決能力)の3つに分類されると前置きした上で、

 

下層のマネージャー層は、業務能力(テクニカルスキル)を重視し、上層になればなるほど、課題解決能力(コンセプチャルスキル)の比重を上げていくべきであるが、人間力(ヒューマンスキル)だけは、どの層においても同様に重んじなければならないと結論づけました。

これは、考えてみれば当然の事で、下層のマネージャーには、まずは業務スキルを高めてもらい、上役になればなるほど、業務から離れ、課題解決能力を重視するという事で、この点については、どの企業も同じであると考えられます。しかしながら、人間力に関しては、グレードの差異に関係なく、重要度は同じであると結論づけた点については、うまく機能していない企業が多いのではないかと思われます。

 

それは、そもそも人間力を伸ばす教育、並びに、それを評価するという概念が乏しいからであると思われます。それゆえ、仕事は出来るが、部下がついてこないマネージャー、部下の能力を伸ばせないマネージャーが増え、離職率が高い、部下がやる気を失っている等、社内のパフォーマンスの低下、並びに、お客様の満足度の低下やクレームの増加を招いていると言えるのです。

そこで弊社では、人事制度の柱を大きく2つに分け、1つは、ヒューマンスキル、もう1つは、ビジネススキル(テクニカルスキル、コンセプチュアルスキル)とし、それぞれの比重を50対50とする事で、仕事はできるが、人間力がないというリーダーが輩出されないように人事制度を構築致しました。

 

 

実際にサービス業の企業様に導入頂き、店長の育成に役立ち、社員の人間力が高まっている事で、社内の活性化が図れているとご好評を頂いております。

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